3D設計データでマニュアル作成は驚くほど楽になる!

序章

マニュアル作成には様々な専門知識と制作時間、そしてコストがかかるというイメージが定着しています。マニュアル作成に悩んでいる人の多くは、これらの問題に直面し、解決できず困り果てているのではないでしょうか。


また、製品のことを一番理解している設計者が自ら片手間で作成しているという話はよく耳にしますが、完成したマニュアルを見てみると、分かりにくい、再利用できない、安全表記が足りない(訴訟リスクがある)といった問題が多く見受けられます。さらに残業時間が増えてしまい労働安全衛生上の問題を抱えてしまう場合もあります。

これらの困りごとを解決するために、設計者の知識や情報が詰まっている3D設計データを使って、マニュアル作成を驚くほど楽にしてみませんか。
本記事では、3D設計データを使うとなぜマニュアル作成が楽になるのかを詳しく解説します。

 

マニュアル作成は苦労がいっぱい

マニュアル作成をするにあたってまず困るのは、どんな製品なのか?何がどう変わるのか?情報が集まらないということです。製品の仕様、使い方、組立て方法等それぞれの担当者に聞くか、自分で資料を読み込まないと分かりません。しかしその資料の情報が古い、間違っているなんてことは日常茶飯事です。


ほかにも、実機がないから写真がとれない、人手が足りない、納期に間に合わないなど、苦労がいっぱいです。

マニュアル作成には多くの専門知識が必要です。当社のようなマニュアル作成会社では各専門家の分業により高品質のマニュアルを短納期に作成することを実現しており、そもそも設計者が片手間でマニュアルを作るには無理があるといえます。

<マニュアル作成における分業>

  • ディレクター:マニュアル全体の企画、コンセプト、スケジュールなどを管理する
  • テクニカルライター:製品とマニュアルの目的を理解し、構成、文章を組み立てる
  • テクニカルイラストレーター:マニュアル内で使用する製品のイラストや分解図を作る
  • DTPオペレーター:DPTアプリケーションを使って版下を作成する
  • 翻訳者・翻訳コーディネーター:仕向け地ごとに翻訳または翻訳者との調整をする
  • プルーフチェッカー:分かりやすさ、仕様、安全面、規格など様々な目線でチェックする

など

なぜ設計者がマニュアルをつくるのか?

このように苦労をして作ったマニュアルですが、ユーザーの手元にわたってからも製品は改良が続くため製品とマニュアルの間に差異が生まれてしまいます。
マニュアルは製品の一部といわれるように、マニュアルもまた製品の改良に合わせて、改定を続けなければならないのですが、これがとても大変なのです。

何がどのように変わったのか?それによって見た目は、使い方は、組み立て方は、メンテナンスの方法はどう変わるのか? ユーザーに誤った情報を伝えることの無いようにこれらすべてを調査して、マニュアルを改定しなければなりません。

このような理由で、製品に一番詳しいとされる設計者がマニュアルをつくるというケースが多いといえます。

3D設計データはマニュアル作成のための情報の宝庫

そこで本記事のテーマである3D設計データですが、マニュアル作成に必要な情報がいったいどのくらい含まれているのでしょうか。

マニュアル作成で多くの労力を使うのが、手順や部位を示す際に補足するための写真やイラストです。いずれも実機が必要であり、写真撮影、写真加工やイラスト作成に多くの時間と高度な専門技術が必要です。また、設計変更により見た目が変わると再度同じ作業を繰り返さなければなりません。

 

昨今ではコスト削減のため開発用のモックアップ作成を最小限に抑える企業も増えており、実機を入手するだけでも困難な状況となっています。
3D設計データがあれば、最新のデータを使って高品質なイラストをスピーディーに生成できます。
もちろん実機や高度な専門技術は必要ありません。

また3D設計データはあらゆる寸法データも保有しています。組み立てやメンテナンスに必要な部品や工具などを寸法から特定できます。
製品に精通したテクニカルライターが見れば、組立・分解の仕方や作業要領まで読み取ることも可能になります。

他にも3D設計データはすべての部品データも保有しているため、部品の名称から交換パーツの特定したり、設計変更になった部品を割り出したりできます。

このように、モデル情報だけでも十分にマニュアル作成が楽になるのですが、設計段階(3D CAD)で様々なプロパティ情報をインプットするとさらに活用範囲は広がります。

 

3D設計データをマニュアル作成に活かすためのポイント

3D設計データを使うとマニュアル作成を楽にすることができることはご理解いただけたかと思いますが、どのようなデータも良いわけではありません。

最新データであること

3D設計データに限った話ではありませんが、特に影響範囲が広い元データは最新であることに注意が必要です。構成部品(個別の単品部品)は最新になっていても、組図のほうが更新されていない場合があります。

軽量であること

マニュアル作成に使用するPCは、3D設計に使用するPCほどのハイスペックとは限りません。3D設計データは非常に重たいため、軽量化する必要があります。
当社では、軽量化に加えてデータの汎用性や業界シェア率の高さなどの実用性から、ラティス・テクノロジー株式会社のXVLを使ったさまざまなソリューションをご提案しています。

安全(セキュア)であること

3D 設計データは会社の資産であり超機密情報です。機構やデザインなどさまざまな特許やアイデアが詰め込まれており、外部に漏れることは絶対にあってはなりません。
そこで、いかにこれらの情報を安全に取り扱うことができるかがポイントになります。

 

まとめ みんな喜ぶ3D設計データを活かしたマニュアル作成とは?

3D設計データを使ってマニュアル作成をすると、制作担当者だけでなくマニュアル作成に関わる様々な人が楽になります。

例えばマニュアル作成をお願いする立場の人は、これまでは平面図で説明していた内容を3Dでより簡単かつ正確に伝えることができるため、手戻りを減らすことにつながります。
マニュアルのチェックする立場の人は、3D設計データと見比べることで見落としが少なくなり、3D設計データを使って指摘をフィードバックすることもできます。
シームレスなやり取りやペーパーレスにもつながります。

 

マニュアルの改訂を指示する立場の人は、これまで仕様書から把握していた差分情報を、3Dデータ同士を比較して自動的に抽出できるようになります。
これにより、面倒な作業を大幅に短縮することができ、改訂内容の見落とし防止にもつながります。

使い方や運用方法次第では、もっといろいろな作業を楽にすることも可能です。

あなたの会社がすでに3D CADを使って設計しているということであれば、すぐにマニュアルへのデータ活用をご検討ください。一部でも構いません。
そして、苦労の多かったマニュアル作成を楽にして、余った時間を有効に使いましょう。

当社では何から始めていいか分からないというご相談にも、経験豊富なスタッフが親切丁寧にお答えいたします。

マニュアル作成改善を検討する際に、考慮すべきポイントをまとめた3Dマニュアル資料をご用意しました。マニュアル作成改善をしたい方には必見の資料です。ぜひダウンロードいただき、ご覧ください。

3Dを活用したソリューション資料もございます。ぜひダウンロードいただきご覧ください。

 

 

谷口毅
谷口毅

株式会社ダイテック
DX推進本部 副本部長
3Dソリューション部 部長
3Dデータ活用コンサルタント
セミナー講師、業務プロセス改善・DX推進

3Dデータをつかってのマニュアル、業務改革などコンサルティング、ソリューション開発を支援しています。

 

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